私立文系大学卒会社員の米国株で徐々に逆転日記

米国株への投資で徐々に人生の逆転を目指すしがない私立文系大学卒会社員のブログです。

読書水先案内 冷泉彰彦『民主党のアメリカ共和党のアメリカ』アメリカの政治について知るには良い本

 

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日本に限らず、世界中の野党には永遠に政権を担う気がないのではないかと思うほど、単に政権批判を繰り返すだけの党が多いと感じるが、本書によると、米国の民主党はそのような党ではない点が、他国と大きく異なるという。

 

民主党のアメリカ 共和党のアメリカ (日経プレミアシリーズ)

 

また、民主党は人権思考の党である。黒人の人権、女性の人権、移民の人権、さらには信教の自由からプライバシーの権利に至るまで、また消費者の権利保護や、医療過誤訴訟における患者の権利まで、民主党は個人の人権を重視するということでは、世界でも最も熱心な政党だと言って構わない。

ところが、民主党はいわゆる「反対党」ではないのだ。

勿論、共和党が政権の座にあるときは民主党は野党である。だが、アメリカの民主党は万年野党ではない。政権担当能力を常に維持しており、仮に野党である場合にも、いわゆる反対のための反対が惰性となるようなことはない。そしてひとたび政権を担当すると、実際にその社会民主主義的政策や人権擁護政策を実行に移すのである。この点に関しては、英国の労働党が似ている。だが、英国労働党とは決定的に異なる点がある。

それはアメリカの民主党が徹底した「愛国の党」だということだ。

(中略)

何故かというと、アメリカの民主党には「自分たちがアメリカの国是を護持する本流の存在」という自負があるからだ。

 

 


アメリカの共和党と民主党の関係は、日本で一般的に思われているイメージとは歴史的にもけっこう異なっている。例えば、現在、黒人の人権擁護に熱心なのは民主党というイメージがある。また、北部では民主党支持者が多く、共和党は主に南部で支持を得ている。

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読書水先案内 堀 公俊『オンライン会議の教科書』 オンラインで会議を開くなら本書を読むべき

新型コロナウイルス感染拡大によってオンライン会議が一挙に市民権を得た感じだ。オンラインで会議を行うにあたって、パソコンやネットワークの設定方法や操作手順についての資料はいくらでもあった。

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新型コロナウイルス感染の流行によりオンライン会議が一気に広まった

 

しかし、本書のように通常の会議とオンライン会議の特徴や問題点などを指摘し、解決方法を示したものはなかなか見当たらなかった。

オンライン会議の教科書 意思決定のスピードをあげるファシリテーション・スキル

本書の場合、例えば、オンライン会議は空気を読みづらいと指摘した上で、

 

社会心理学者の岡本浩一は、日本の会議には大きな特徴があると指摘しています。ひとつは同調傾向です。わかりやすく言えば、「何が正しいか?」ではなく、「みんながどう思っているか?」で態度を決める傾向です。
(中略)
もうひとつの特徴は属人傾向です。今度は「何が正しいか?」ではなく、「誰が言っているか?」で態度を決めることです。

中でも気になるのが、上役をはじめとするランクの高い人達の意見です。ご意向を尊重しないと、やはり後で痛い目に遭います。「長いものに巻かれる」のが日本社会の処世術です。そう思ってお得意の「忖度」が働くわけです。

いずれも元になるのが空気です。それがわからないと、同調も忖度もできなくなってしまいます。

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読書水先案内 成毛眞『本は10冊同時に読め!』本を読まない人はサルである!

マイクロソフト株式会社の元代表取締役としても有名な成毛眞氏は多くの著書で読書の大切さを説いている。

 

 

その読書方法も独特で、多くの本を並列して読むというものである。具体的には家の中のあちこちに多数の本を配置。それぞれの場所で少しずつ読む。例えばトイレではある本を少し読み、リビングではまた別の本を読むといったような感じだ。

 

本は10冊同時に読め!―――本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術 (知的生きかた文庫)

 

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宗像市に行ったら穴子と烏賊を食べるべき、赤間で食べる玄界灘の新鮮な穴子と烏賊は美味い

宗像市には鐘崎(かねざき)漁港、地島(じのしま)漁港、神湊(こうのみなと)漁港、大島漁港など、大きな漁港が4つもあり、福岡県内でも有数の漁獲高を誇っている。

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宗像大社は交通安全にご利益がある神社としても有名である。

 

 

玄界灘とはこの宗像市の鐘ノ岬(鐘崎漁港の北西)あたりから唐津や壱岐、対馬に広がる海域である。対馬海流の影響で各種の魚が豊富であり、玄界灘は世界有数の漁場である。

 


当然、宗像市あたりの漁港で水揚げされる魚の種類は多岐にわたるが、特筆すべきものとしては穴子と烏賊が挙げられるのではないだろうか。

平成29年の各漁港の穴子の水揚げ量は以下のとおり。

 

漁港 鐘崎 地島 神湊 大島
水揚量 94.5 0 0.6 0

単位はトン、産業振興部水産振興課「港勢調査」のデータを使用させていただきました。

 

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にじまない蛍光ペンモジニラインについて調べていたら、画面(電子)より紙に印刷して読んだ方がはるかに記憶に残ることが判明した

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私は本を読むときでも勉強するときでも、蛍光ペンを使いまくっている。さらに、鉛筆で印をつけたり線を付けたりする。

ところが、ある効率的勉強法に関する本を読んだら、このように印をつけても記憶への残り方にはあまり違いがないと書いてあった。

 

一般的な人のことはわからない。学術的なこともわからない。だが少なくとも私にとって、蛍光ペンや鉛筆、マーカーなどで印をつけることにより、記憶の定着率が上がることは確実だ。

スマホやタブレット、パソコンなどの画面で文字を読むだけではどうしても記憶に残りにくい。
紙に印刷して、蛍光ペンや鉛筆、マーカーなどで線を引きまくることで記憶の定着が強固になる。

だからこそ、プリンターでの印刷が欠かせないし、ペンや鉛筆もどんどん使う。
皆さんはどうだろうか。


紙と画面(電子)の違いによる記憶定着率の差に関して、何らかの調査結果がないのだろうか。

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読書水先案内 立花隆『知の旅は終わらない 僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと』

 

知の旅は終わらない 僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと (文春新書)

知の巨人立花隆氏が氏の人生について語った本。

立花隆氏は有名なジャーナリストであり、田中角栄元首相のスキャンダルについて追及した『田中角栄研究―全記録』は非常に名高い。また、ほぼ同時期に書かれた『日本共産党の研究』も驚くべき内容だ。これらにより立花隆氏は左右両方から敵視される状況となっていた。

敵が多く批判されることも多い立花氏だが、ジャーナリストとしての取材力は相当なものがあり、氏の取材力なくしては表に出ることもなかった日本社会の裏の部分はかなりに及ぶと思う。

 

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出かけられない休日を楽しく過ごそう26 庭とテラスでキャンプをしよう22 餃子や豆腐を煮込んで食べる

暑さに負けて栄養のないものばかり食べていると更に体力が落ちてしまいそうだ。そこで豆腐や野菜、餃子などを鍋に放り込んで食べることにしよう。


昆布と鰹節で出しを取る。昆布は水にしばらくつけておく。沸騰しないうちに取り出す。鰹節は80度くらいの状態で入れ、約10分放置して取り出す。

冷蔵庫に入っていた豆腐、餃子、野菜、しめじ、えのきだけ、ネギ、薄揚げ(揚げ豆腐)などを切って鍋に入れる。

 

味付けはみりんと酒と薄口醤油。唐辛子の輪切りを少し入れる。

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夏に熱いものを食べるのは何か良い。
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