私は何年か前に羽釜を手に入れたが、その美味しさに驚き、それ以来愛用している。
羽釜は他の鍋よりも熱効率が高く米がふっくらとなり、香ばしく炊き上がる。炭火で炊くと、より美味しく、さらに香ばしさが増す。
羽釜でご飯を炊く場合でも。水の量や米の研ぎ方に違いがあるわけではない。いつも通り米を研ぎ水を入れる。水の量は米の体積のおよそ1.2倍程度。
羽釜をカセットコンロにセットし、弱火で加熱する。沸騰したらさらに火を弱くし8分ほど加熱する。その後15分ほど蒸せばご飯の完成である。炊飯器で炊く場合よりも短い時間でご飯を炊くことができる。
羽釜はその名の通り本当はかまどや七輪で使うものだろう。カセットコンロでは風情はあまりないが美味しいご飯ができた。
私が使っている羽釜はAmazonで購入したこちらのものだ。ご飯は飯盒で炊いても美味しい。ただ、飯盒でごはんを炊くと、羽釜の時よりも吹きこぼれの量が多くカセットコンロの掃除が面倒になる。焚き火の場合は問題無いが、私がやっているような簡易的なキャンプには吹きこぼれの量が少なめの羽釜のほうが向いているようだ。カセットコンロでも簡単に美味しくご飯を炊けるということは災害用の備えとしても良さそうだ。災害時には温かいものを食べられないことがありがちだが、カセットコンロと羽釜があれば少なくともご飯には困らずにすむのではないだろうか。
私が使用している羽釜。けっこう丈夫だ。私は4合まで炊飯している。
上の羽釜にはふたがついていない。ふたも忘れずに購入しよう。
ガス火でご飯を美味しく炊くために開発された文化鍋というものがある。小学生の時に家庭科の授業でご飯を炊いたことがあった。今考えるとその授業で使用した鍋は文化鍋だった気がする。そのご飯は非常に美味しかった。いつかは文化鍋を手に入れたいものだ。ななお、文化鍋のように「文化」と付くものは他にもあるが、「文化」を付けるのは当時の流行である。
ガス火でご飯を美味しく炊くために開発された文化鍋。まだ入手出来ていない。
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