レンジフードを掃除することにした。
私は DIY が嫌いな上に掃除も苦手なため、家のレンジフードはほとんど掃除されることなくかなり汚れた状態であった。それは写真のとおりである
※お食事中の方はご注意ください
最近は先日購入した電動噴霧器のおかげで掃除の機運が高まっている。
ここでレンジフードに対して攻撃を仕掛けることにした。
敵は何年も力蓄えてきただけあって非常に頑固で強力である。
まずは手動の霧吹きでアルコールを噴霧した。
それなりには汚れが取れたが、明らかに攻撃力不足である。敵の主力に対しては残念ながらほとんど効果がないようだ。
ここで登場するのが先日購入した電動噴霧器である。まず、漂白剤を薄めて入れ噴霧してみたらどうも思わしくない。漂白剤はカビには有効であったか、油汚れにはなかなか苦戦している。通常の台所用洗剤も試したが、多少は汚れは落ちるがどうしても敵の主力を切りくずせない。
そこで今回投入したのが灯油てある。灯油は食用油と比べると洗剤で落ちやすい気がする。東軍の戦術としては、まず灯油で食用油が混ざった汚れ落とす。
そしてボロ雑巾で拭き取るという高等な作戦である。
灯油を電動噴霧器に投入し、油汚れに吹きかけてみた。すると結構汚れが落ちる。食用油が混ざった汚れがどんどん溶かされていくようだ。
この噴霧器を使えば、薬剤を高い場所にも散布できる。非常に優秀な製品である。
それでも、長い間蓄えた敵の戦力である。そう簡単には全滅させることはできないようだ。今日はここで撤退することにしよう。
ここで転進し、今度は電磁調理器(IH調理器)の天板の掃除である。電磁調理器の天板は電磁調理器を使っている方ならご存知だろうか、焦げが発生し、そう簡単には落とせないのである。簡単に掃除できるように、ほとんどの電磁調理器は天板がガラス製となっているが、それでもそう簡単には焦げは落ちない。というよりも落とすことはほぼ不可能だと思うほどの強固さで焦げはこびりついている。当軍のアルコール、主力である灯油、これらによる攻撃も無力であった。いったん作戦を練り直そう。
調べてみると焦げのほとんどは酸性を帯びているということであった。酸性の汚れならアルカリ性で中和すれば何とかなる。それは○斗神拳に劣るとも勝らない、当流派の最終奥義である。
私は得意の漂白剤を用いることにした。漂白剤だけでは心もとないので援軍として重曹を使うことにした。重曹を焦げにたっぷりふりかけ、その上にキッチンペーパーを被せる。そのキッチンペーパーに漂白剤を浸すと言う作戦である。
長い時間の戦闘で少々疲れたのでこのまましばらく時間を置くことにした。
今回も大活躍の電池式噴霧器。一家に一台あると非常に便利である。
以前は自宅にスチームクリーナーがあった。なぜかなくなっており見当たらない。スチームクリーナーを使えば汚れがよく落ちる気がする。今度試してみたい。