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世界の謎と不思議の探検9 ローマの三頭政治

共和政ローマ末期、ローマでは3人の実力者による寡頭政治が行われる。(寡とは少ないというような意味。)これを三頭政治と呼ぶ。
三頭政治は次の2回行われたが、正式な公職として三頭政治が行われたのは2回目の方である。

 

当時三頭政治と呼ばれたのは2回目の方だけであった。後に1回目の方も三頭政治と呼ばれるようになる。

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ローマの政治・経済の中心地であったフォロ・ロマーノ


■第一回三頭政治
カエサル、ポンペイウス、クラッススによって行われる。非公式なもの。

・ユリウス・カエサル
当時、民衆派として絶大な人気を誇るが、この時期、ポンペイウスやクラッススと比べると力は弱い。後にポンペイウスと覇権を争う。ファルサロスの戦いでポンペイウスを破る。英語で7月を意味するJulyはユリウス・カエサルの名に由来する。

文筆家としても有名で「来た、見た、勝った」、「賽は投げられた」、「ブルータスお前もか」などの名言も有名。「来た、見た、勝った」(Veni, vidi, vici)の言葉はフィリップ・モリスのタバコ、例えばマルボロのロゴにも使われている。

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ユリウス・カエサルが軍を率いたままルビコン川を渡る際に言った言葉だとされている。当時、軍を率いてルビコン川を越えるとローマに対する反逆とみなされた。

 

  ・ポンペイウス
マグヌス(偉大な)と称された武将。一連の遠征で活躍しローマの領土を拡大するなど活躍したが、元老院に警戒され冷遇されたことで元老院に不満を抱きカエサルに近づく。後にカエサルと争い、逃れた先のエジプトで殺される。

  

・クラッスス
反乱を起こした奴隷のスパルタクスを討ち取ったことで有名。財産家であり大富豪。カエサルへの資金的な支援を多く行った。元老院でも力を持っていた。パルティアへの遠征で失敗。敵の罠にかかって殺害される。

 


■第二回三頭政治
オクタヴィアヌス、アントニウス、レピドゥスによる。「国家再建三人委員会」という公職が作られ、これによって行われる。最初はこちらの方だけが三頭政治と呼ばれていた。

 

・オクタヴィアヌス
カエサルの養子。ブルータスらを倒した後、アントニウスを破る。ローマの安定に寄与し元老院から「アウグストゥス(尊厳者の意)」の称号を贈られる。オクタヴィアヌスは「第一人者」を意味するプリンケプスとして振舞った。初代ローマ帝国皇帝。英語で8月を意味する「August」はオクタヴィアヌスに贈られた称号「アウグストゥス」に由来する。

・アントニウス
オクタヴィアヌスと協力しカエサルを暗殺したブルータスらを倒す。クレオパトラと結婚し同盟関係を結ぶ。クレオパトラを優遇しすぎたことなどでローマでは不興を買う。アクティウムの海戦でオクタヴィアヌスに敗れアレクサンドリアで自殺する。

・レピドゥス
・アントニウスの死後、オクタヴィアヌスと対抗するが敗れる。

 

 

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