マイクロソフト株式会社の元代表取締役としても有名な成毛眞氏は多くの著書で読書の大切さを説いている。
その読書方法も独特で、多くの本を並列して読むというものである。具体的には家の中のあちこちに多数の本を配置。それぞれの場所で少しずつ読む。例えばトイレではある本を少し読み、リビングではまた別の本を読むといったような感じだ。
また、読む本のジャンルも様々な範囲にまたがったほうが良いという。さらに、読書は「この本は仕事の役に立ちそうだ」などのような目的意識を持って行うものではなく、そんな直接的な利益をあまり考えずにしたほうが良いとのことだ。
若いころは、多少無茶をしても生きていけるものである。風呂なし・共同トイレのアパートに住んで、毎日本を読みふけっている人のほうが、初任給で旅行に行ったり車を買ったりする生活を送っている人よりも、成功する確率が高い。
使えばかんたんになくなってしまうお金と違って、読書で得られる知識や教養や哲学は生きているかぎりなくなることはない。むしろ、使えば使うほど増えるのだ。
お金に縛られ、追われる人生を送るのか、知識という一生モノの財産を使って、残高など気にしないでいられるほど稼げる人間になるのか。お金とは、使い方次第で生き金にも死に金にも変わるのである。
成毛眞氏の著書は数多く読んできたが、『本は10冊同時に読め!』には非常に勇気を与えられた。停滞感を持っている方には特にお読みいただきたい。成毛眞氏の他の著書も非常におすすめである。
おすすめ度★★★★☆
2015年頃読了
おすすめ度★★★☆☆
2020年5月頃読了
おすすめ度★★★☆☆
2020年5月頃読了
おすすめ度★★★☆☆
2019年5月頃読了
おすすめ度★★★☆☆
2019年5月頃読了
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