日清戦争の講和条約といえば下関条約だが、講和交渉は下関の割烹旅館春帆楼で行われた。下関条約締結の舞台となった春帆楼は、禁止されていたふぐ食が伊藤博文の手によって初めて解禁された店でもある。
めったに食べることのないとらふぐを買おうと楽天市場で色々と見ていたら、見た目でも量でも、価格でも山口ふぐ店舗きらくさんが目に止まった。何でも、楽天グルメ大賞受賞のお店らしい。
楽天グルメ大賞が何なのかはよくわからないが、おそらく評判が良いのだろう。
こちらを2セット注文した。
1セットあたりの内容はこんな感じ。
とらふぐ刺身 約100g、鍋用天然フグ上身 約600g、鍋用とらふぐアラ 約200g、選べる特典品1点、ふぐ皮湯引き 約80g、ツミレ 8個、フグヒレ 2~3枚、ポン酢、薬味
とらふぐの刺し身、鍋用としてとらふぐのアラ、天然ふぐ(マフグ等)、つみれがセットになっている。その上、ふぐの湯引きが付いて、ひれ酒用のふぐヒレまである。
これは良さそう。
注文日の翌日に早くも到着。写真は鍋用のアラや天然ふぐなど。1セットでこの量である。予想以上。
瞬間冷凍されているので、冷蔵庫で8時間程度かけて解凍。
刺し身も湯引きも、ポン酢、もみじおろしで食べる。ふぐ独特の弾力と風味。最高だ。日本酒にもよく合う。
次はふぐちり。昆布で出汁を取り、軽く水洗いしたとらふぐのアラを入れ沸騰させる。
アクを取ったら水菜や白菜、エノキダケなどを入れて煮る。
野菜に火が通ったら完成。
添付されていたポン酢、もみじおろしを加え、用意したネギを薬味として食べる。これは美味い。
次はふぐのひれ酒。
ふぐのヒレを炭火でじっくりと炙る。炭火が用意できない場合はガスでもOK。
辛口の日本酒を熱燗にしておき、炭火で炙ったふぐヒレを投入。蓋をして約1分。
チャッカマンで酒の表面を炙る。これでアクが抜けるらしい。少し火がつくこともあるので注意。
新鮮なふぐヒレだけあって、ふぐの風味がしっかりと日本酒に移った。独特の風味だ。
締めは雑炊。鍋の出汁を濾し、水で洗ったご飯を投入。ひと煮立ちさせ溶き卵。ネギを散らして完成。
最高の夕食だった。
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