以前も書いたように私は株を売買するときにはアノマリーをけっこう気にしている。アノマリーとは理屈では説明しづらいマーケットの規則性のことで、株式市場には様々なアノマリーがある。
アノマリーの中でも異質かつ有名なのは「ジブリの呪い」。日本テレビの金曜ロードショーでスタジオジブリが作成した作品が放映されると為替市場が不安定になり、日本の株式市場も不安定化するというもの。特に米国雇用統計の発表日(毎月第一金曜日)と重なったときは呪いがパワーアップするようだ。
アノマリーと呼ばれることからもわかるように、理由も理屈もよくわからないし、ジブリの呪いなんてものは存在しないという声もある。ただ、スタジオジブリそのものはこのアノマリーを認識しているという。
また、ジブリの呪いは日本でだけ噂されるアノマリーではない。海外でも話題になることがある。かのウォール・ストリート・ジャーナルでも取り上げられたことがあるくらいだ。
ただでさえ弱いと言われる8月の相場。なるべくジブリの呪いとの複合技は避けて欲しいが今年の8月の金曜ロードショーはどういう放送日程なのだろう。
8月12日:『天空の城ラピュタ』
8月19日:『となりのトトロ』
8月26日:『耳をすませば』
怒涛のジブリ作品3週連続放映だった。子どもたちは大喜びだろうけど、アノマリー上はなかなか厳しそうだ。米国雇用統計の発表日と重ならないのがせめてもの救い。
私は株主優待で人気の株を何ヶ月か前に購入し、株主優待の権利落ち日直前に売却するという「株主優待先回り」投資を実行している。そのうちのいくつかの銘柄は売り注文を出すことにした。
会社員をしつつ、株で元手40万から月250万ちょい稼いでいる件
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