近年、amazonなどでもよく見かける「二次燃焼ストーブ」。
二次燃焼ストーブは一次燃焼によって生じる未燃焼ガスを再燃焼させることで、燃焼効率を向上させるストーブ。この技術により、燃料消費量の抑制と環境負荷の軽減が実現。
まず、一次燃焼とは、薪が燃える際に発生する熱と炎を利用する工程である。この段階では、燃料の一部が未燃焼ガスとして放出され多くの煙が発生する。
二次燃焼ストーブにおいては、独特の構造により、未燃焼ガスが再燃焼され、熱量が有効に利用される。具体的には、未燃焼ガスと空気が混ざり合い、高温状態で炎に触れることで、二次燃焼が起こる。その結果、従来の薪ストーブに対し、燃焼効率が大幅に向上し、同じ発熱量で比べると燃料消費量が減少する。
加えて、二次燃焼ストーブは、環境負荷の軽減にも貢献。未燃焼ガスが再燃焼されることで、有害物質の排出量が大幅に減少し大気汚染の低減につながる。また、燃料消費量の抑制により、森林資源の保全につながり、地球環境の保護に役立っている。
こんなに素晴らしい二次燃焼ストーブ。多くのタイプが販売されていてどれを選べばよいかわからない。さんざん迷ったあげく、こちらの二次燃焼ウッドストーブを購入。
専用の保存袋に入った状態で届いた。
シンプルかつコンパクトに収納できる設計。
まず、土台となる部分を平らな場所に置く。
燃焼筒を上に置く。
一番上に来る部品を置く。
五徳の部分を広げれば完成。簡単すぎる。慣れれば三十秒くらいで設置できるかも。
大きさを比較するために手袋を横においた。直径およそ20cmくらい。キャンプ用の二次燃焼ストーブとしては比較的大きなタイプ。
最初は燃えやすい細木などをセット。着火剤があればそれもセットして火をつける。
上部の部品が風防の役割を果たすためか、風があっても簡単に火がついた。
温度が上がるにつれて炎は更に安定してくる。この時点で煙はほとんど出なくなる。
上から見るとこんな感じ。高温の空気と未燃焼ガスが混ざり温度が上がる。その状態で炎と接することで未燃焼ガスがよく燃える。そのため煙が少ない。
ここで某所で入手したキムチチゲラーメンが登場。
かなり美味しそう。この唐辛子の量だと辛そう。
二次燃焼ウッドストーブにセット。五徳があるので安定している。やかんや鍋を使うときも非常に便利。
最初は弱火で3分加熱。スープが溶けて液体になったら火力を上げても大丈夫。ただし吹きこぼれには注意。
完成!冷凍食品なのにちゃんとキムチチゲスープの味。写真には写っていないが麺にかなりコシがあり旨すぎる。
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