福岡県に位置する糸島半島は、長きにわたり海洋からの恵みを享受してきた。その歴史は、縄文時代に始まる。当時、この地域は耕作にはあまり向いていない場所であったので漁業が生活の中心となり、食物供給の基盤を形成した。また、魏志倭人伝に登場する伊都国はこのあたりに存在したとされており、海路での大陸との交流も行われた。
中世になると、漁業技術が進化し、糸島半島近海の海洋資源の利用はより進展した。この地域はさまざまな種類の海産物が採れることで知られた。海産物の多様性は、地元の食文化を豊かにし、経済的な発展にも寄与した。
現在でも糸島半島近海は、真鯛、アジ、イワシ、そしてサザエ、牡蠣など、多種多様な海産物が採れる場所。牡蠣小屋もいくつもあり、福岡近郊から牡蠣を食べに来る客も多い。
先日、友人に勧められて海鮮丼を食べた。ここで使われている魚はすべて糸島半島近海で採れたもの。
新鮮そのものなので歯ごたえが良い。臭みなどはまったくなく美味い。近海で採れた地魚のみを使っているので時期によって内容が多少異なるそうだ。
煮付けもちょうどいい味付け。
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美味しかった。ありがとうございました。