握り寿司は江戸時代に考案されたものであり、文献に登場するのは1829年刊行の『柳多留』が初出だそうだ。そうすると1750年頃にはすでに知れ渡っていた巻き寿司と比べるとずいぶん登場が遅い。しかし広まるのは早く、江戸前で採れた魚介類や海苔を使用する握り寿司は瞬く間に江戸中の屋台で販売されるようになる。
その頃は冷蔵庫など食材を冷やす手段が限られていたため、生ものを日持ちさせるために醤油漬けや酢じめにしたり、火を通したりする手段が用いられていた。1900年代頃になってくると、製氷が普及し氷を入手しやすくなってくる。氷を用いて食材を冷やせるようになったことにより、生のままの魚介類を寿司ネタとして使えるようになる。こうして現在見るような 握り寿司へと変化していった。
握り寿司を中心とした江戸前寿司は、関東大震災で大きな被害を受けた東京から寿司職人が流出したことにより全国各地に広がったと言われている。
江戸前寿司は全国的にも高い人気を誇り、日本中どこに行ってもほとんどの寿司屋で江戸前寿司を提供しているほどである。
また、一般的な寿司屋さんの寿司としてだけではなく、回転寿司や持ち帰り寿司としても提供されているし、スーパーやコンビニエンスストアでも販売されている。
今回はプラッセだいわ川内店さんに10人前の寿司を注文した。
スーパーの寿司と侮っていたらとんでもない間違いだった。値段が手頃な割にネタも新鮮だし、ちゃんと寿司としての一体感があって美味い。今後も寿司を持ち帰る際はプラッセだいわ川内店さんにお願いしようと思った。
マグロ 刺身 訳あり 中トロ 養殖南まぐろ中トロ1kg 80278