私はゴキブリが超嫌いだ。嫌いというよりほぼ恐怖に近い感情を抱いていると言っても過言ではない。私が店を開けようとしてる場所は市街地で飲食店が密集しているエリア。近隣からゴキブリの襲来があり得るので、徹底的に撃退することにした。実はゴキブリ駆除業者にゴキブリ駆除を依頼する予定ではあるが、その前に自分でできる対策をしておこうという魂胆である。
まずはゴキブリの侵入を防ぐ。穴や通路をふさぐことで物理的に侵入経路をなくすことは重要。ただし、建物が古く物理的な対策には時間がかかるため、はじめは薬品による対策を実施。
こちらは評判が良いゴキバリア。
ゴキバリア ゴキブリ用 殺虫スプレー 駆除・侵入防止効果 [250ml] トコジラミ・イエダニにも (アース製薬)
ゴキブリが通りそうな場所に噴霧し帯状のバリアをつくる感じ。約1ヶ月効果があるらしい。換気扇の周りや側溝の周り、出入り口の付近などに帯状に散布。
店の外の側溝を囲むように散布した。ここから出てきた不快害虫を根こそぎ駆使する。
出入り口にはムラなく散布した。
店へのゴキブリの侵入を薬剤で防いだら、次は毒餌を使う。
ゴキブリは死んだ仲間の死骸やフンを食べる性質がある。ホウ酸などの殺虫成分を摂取したことによって死んだゴキブリを食べたゴキブリも死ぬので、毒餌はゴキブリ駆除に非常に効果が高い。
ちなみにホウ酸入りのエサを食べたゴキブリは脱水症状を起こす。脱水症状を起こしたゴキブリは水を求めて水の周りに集まるのでゴキブリの死骸が散らかりにくい。ホウ酸入りの餌には即効性はないので、餌を食べたゴキブリが死ぬまでに半日から1日ぐらいかかる。その間にゴキブリが巣に戻る可能性がある。そうすれば毒餌を食べて死んだゴキブリの死骸を仲間が食べ、食べた仲間も死ぬのでうまくいけばゴキブリを巣ごと一網打尽にできる可能性さえある。
つまり、ゴキブリの巣を殲滅できる可能性がある数少ない手段が毒餌。これを採用しない手はない。
アース製薬 ブラックキャップ ゴキブリ駆除剤 固形物 食いつき2.5倍! 置いたその日から効く 防除用医薬部外品 12個×2
プラモデルの部品と似たような要領でくっついているので、これをバラして厨房の下付近や 隣の建物との境界に設置する。
ゴキブリは1m から 2m ぐらいの距離にある餌しか感知せず、それ以上離れると餌を見つけることができないと言われている。そのため、毒餌を使用する場合はゴキブリに餌を見つけさせるため、ゴキブリが通りそうな場所のなるべく近くに設置する必要がある。毒餌どうしを1m から 2m ごとに設置するとゴキブリに見つけてもらいやすくなるわけだ。
【防除用医薬部外品】ホウ酸ダンゴ 32個入 80g(2.5g×16個×2)
少し数が足りない気がしたのでこちらのホウ酸ダンゴも配置した。ゴキブリは先述のように、距離が離れた場所の餌を見つけることができないので、建物の周りにこのような毒餌を置いても、近所のゴキブリを集めてしまう効果はほぼないそうだ。だから安心して使ってほしい。
ここまででゴキブリの侵入防止バリアを張り、毒餌も配置した。それでも侵入してくる強気なゴキブリはこちらで捕獲して駆除する。ゴキブリの捕獲といえば ゴキブリホイホイが極めて有名だが今回は テストのためにこちらの商品を入手した。値段が安いのでかなり使いやすい製品。
なぜかAmazon での取り扱いはなかったので、同社の同様の製品を掲載しておく。
飲食店にはこっちの製品の方が向いてるかな。ゴキブリ駆除業者が使っているのもこのタイプが多い。
ゴキブリは距離が離れた餌を見つけられない理論に基づき、このようなゴキブリ捕獲機も、建物の中にあまり距離を開けずにたくさん配置すると良い。
最後の仕上げはやっぱりバルサン。まだ建物内にほとんど何もない状態でバルサンで燻煙すると非常に効果が高いという。
全ての扉を閉め切って燻煙すること数時間。
これで建物の中にいるゴキブリをはじめとする不快害虫はほとんど全滅するだろう。
ゴキブリ以外の不快害虫も寄せ付けないようにするため、こちらの粉末殺虫剤を建物を取り囲むように散布。この製品の対象害虫になぜかゴキブリが含まれていないが、先日ゴキブリにふりかけたところ問題なく殺虫できたので、ゴキブリに対してもある程度の効果が期待できると思う。もちろん対象に含まれているムカデには非常に効果がある。
これだけ対策すればゴキブリもそれ以外の不快害虫もほとんど姿を見せなくなるだろう。
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