マクドナルドの定番メニューの1つ、フィレオフィッシュ。フィレオフィッシュは魚を使ったハンバーガーなので日本向けに開発されたメニューだと思われがちだが、実は1961年にアメリカで開発されたハンバーガーである。またチキンマクナゲットよりも20年ほど歴史が古いのも驚きである。
オハイオ州シンシナティでマクドナルドの店舗を運営していたルー・グルーンは宗教上の理由からハンバーガーの売上が落ちる金曜日の何とかするためにフィレオフィッシュを開発した。フィレオフィッシュの開発は、ビッグボーイで販売されていた魚のサンドイッチをヒントにしたものだという。
開発当初はオヒョウを使っていたとのことだが、オヒョウは価格が安定せず、大規模な展開には適していないとのことでタイセイヨウダラに変更になった。現在はスケトウダラを使っているという。オヒョウは日本ではあまり馴染みがない魚だが、回転寿司でヒラメのえんがわの代わりに使われていることもあり、食べる機会はそれなりにあると思う。
フィレオフィッシュは魚のハンバーガーであることもあって、日本での人気も高い。白身魚のクセのない美味しさとタルタルソースの組み合わせは定番の味だし多くの人々に受け入れられているのも当然だ。ただし、私はフィレオフィッシュのバンズは柔らかすぎてあまり好みではない。このバンズはいつものマクドナルドのハンバーガー用のものと同じものではあるが、通常のハンバーガー用のバンズが焼いてあるのに対して、フィレオフィッシュに使う時には蒸されている。パンズが柔らかい食感になっているのはこのためだ。
フィレオフィッシュは肉の代わりに魚を使っていることからカロリーが低いと思いがちだが、実際には307kcalのチーズバーガーや256kcalのハンバーガーより高い336kcalなので注意しよう。
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