階段を登り2階に進んだ。
階段のそばにいた警備の兵士が武器や防具は持っているだけではダメ。装備する必要があると教えてくれた。もう一人の兵士は戦いでは前にいる者ほどダメージを受けやすいと教えてくれた。
玉座に進む。まずは隣にいる大臣に話しかけた。すると、町の西はずれにあるルイーダの酒場で仲間を見つけると良いと教えてくれた。
緊張しながら王様に話しかけると、王様は「よくぞ来た」と歓迎してくれた。王様の話は父オルテガのあとをついで旅に出たいという願いを聞いてくれた。敵は魔王バラモス。禍々しい名前だ。ただ、世界のほとんどどの人々はこの名前をまだ知らないらしい。
しかし、いずれはバラモスの手は世界中におよぶ。その前に魔王バラモスの侵略をくいとめること。これが旅の目的だ。
町の酒場で仲間を見つけて装備を整えると良いそうだ。王様は旅の支度に使うようにと50Gと、たびびとのふくやこんぼうをくれた。
玉座をあとにし、西側の部屋に行くとなんとラックのたねをみつけた。これもポケットにしまった。そして東側の部屋に行くと吟遊詩人がいた。彼は、お城から西。海づたいに歩くと岬の洞窟に行けると教えてくれた。
お城ではいろいろ役に立ちそうな話を聞くことができた。一通りの探検も終わったし、お城にこれ以上の長居は無用だと思う。そろそろ町の西はずれの酒場に行って仲間を探すことにしよう。
お城を出て酒場に向かう。しかし、そのまま酒場に直行するのもつまらないと思って街の中を探検した。アリアハンの城下町は結構栄えていて、宿屋や道具屋、武器と防具の店まである。
街の中を歩いていると南西に井戸を見つけた。興味本位で覗き込んでみた。なぜかロープが垂れ下がっている。いたずら心を刺激され思わずロープを降りてしまった。すると井戸の底は広くなっていて何やら小さな小屋が見つかった。恐る恐る小屋に入ってみるとなんとここはメダルの館だという。おじさんに話を聞いてみると、小さなメダルを集めているそうだ。メダルを持ってくると数に応じていろいろなアイテムをくれるらしい。まずは5枚でとげのむちだ。まだ見たことはないが強そうな武器だ。おもわず、さっきお城で見つけた1枚を手渡した。
そうして井戸を出た。井戸を覗き込んでいるおじいさんに話しかけると、アリアハンの城の西にポッカリと浮かぶ島を見たかどうか聞いてきた。まだ見ていないと答えると、城から西に行けばすぐに見られると教えてくれた。
重要そうな情報は以下のとおり。
・町の西はずれに酒場がある。
・お城から西。海づたいに歩くと岬の洞窟に行ける
・城の西にポッカリと浮かぶ島がある。
バラモスの侵略をくいとめるという壮大な使命を持って旅に出る若者に対して、王様がくれたものは50Gとたびびとのふくやこんぼう。なかなか渋い王様だ。こんな装備で魔王を退治しろとは。
しかし、現時点では、主人公はオルテガの息子とはいえ何の経験もない弱冠16歳。たいしたものを支給できないのは仕方ないのかもしれない。もしかすると主人公のような少年は何人も王様を訪ねてきているのかもしれない。
そういう少年全員に多くの金品を支給するのは王様といえば困難な可能性もある。文句を言っても仕方ないので、まずは仲間を集めて装備を固め、アリアハン周辺を探検することにしよう。