九州地区ではかなりの知名度を誇るマルタイ棒ラーメン。発売開始は1959年でかなりの歴史。あのチキンラーメンの発売が1958年だから、ほとんど変わらない時期に発売されていることになる。普通の袋麺と違って棒状になっている分、保存がしやすくてかさばらないし、細めの麺が九州ラーメンらしい軽やかな食感を生み出すところが支持されている理由かもしれない。
棒状のラーメンは他社からも発売されているが、マルタイの棒ラーメンは茹でても伸びにくい気がする。スープも濁りにくいので、インスタントラーメン用の麺としては理想的と言えるかもしれない。
スタンダードタイプの棒ラーメンにはいわゆる豚骨ラーメンのスープとはちょっと違った。醤油味で塩味が強めの粉末スープが添付されている。実は、このスープの味は角が強すぎる気がして私はあまり好みではない。そこで今回はこの棒ラーメンを使った焼きラーメンを作ってみようと思う。
別の鍋で麺を茹でている間に、フライパンに油を引き豚バラ肉の薄切りを何枚か炒める。
豚肉に焦げ目がついたら、30秒ほど熱湯で茹でたもやしを加えてさらに炒める。
1分半から2分ぐらい茹でた麺を加える。
ごま油小さじ2、丸鶏ガラスープ小さじ1、塩3つまみを加えて少し炒める。
皿に盛り付けてねぎ、ブラックペッパーをふりかけて完成。
予想以上に風味が良くて、おいしい焼きラーメンができた。
棒ラーメンの歯ごたえの良さと濁りのない味が焼きラーメンには非常に合うようだ。
通常の棒ラーメンに飽きたときにはぜひ試してほしい。
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