スマホ関係では5Gの話題で持ちきりだ。5GのGとはGeneration(世代)のGである。ではその前の世代ではどんなことができたのだろう。
世代 | できることなど |
1G | アナログ式、音声通話 |
2G | デジタル式、簡単なメールやウェブ |
3G | デジタル式、画像を使ったウェブ、マルチメディア |
4G | デジタル式、より高速化、動画を使ったウェブなど |
※この表は概要を示すものです。厳密なものではありません。
だいたいこんな感じである。実際には使える機能やサービスは世代をまたぐことも多いため、厳密なものではない。
たとえば3Gでも動画の再生自体は可能だったが、4Gになり、速度が向上し動作も機敏になった。
5Gは更に高い周波数帯を用いることにより、通信速度は更に高速化する。また、データの遅延が減少する。これまでは1基地局に接続できる端末の数は数個程度だったが、これが100個程度になるという。
使用する電波の周波数帯は国やキャリアによっても異なるが、24GHz以上であったりと極めて高い周波数である。
周波数が高くなるということは、電波の直進性が高くなるということである。少しの物陰でも電波が届くにくくなる可能性があるし、届く距離も短くなる。アンテナがたくさん必要になるかもしれない。また、通信時の消費電力が増えるので大容量バッテリーが売れるかもしれない。通信用チップも5Gに対応したものが必要だ。
そうすると5Gの普及でメリットを得る企業はどこだろう。
スマホの買い替えが進むので、スマホメーカー
スマホメーカーから委託を受けて各種半導体を製造するメーカー
アンテナメーカー
など、少し考えるだけでもいろいろ出てくる。
スマホに使用する通信用チップを開発するクアルコム(QCOM)はどうだろう。
記事を書いている時点の株価は87.03ドル。
配当支払月は3月、6月、9月、12月で、利回りは2.77%である。
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