リビングでは42インチのハイビジョンプラズマテレビTH-P42VT2を使用している。
プラズマテレビのため、購入当時のテレビとしてはけっこう高画質であった。
3D対応に惹かれて買ったのにも関わらず、結局は3Dは放送されることがなく、映像ソフトもほとんど販売されていない。専用グラスも1度も使っていない。電気店に勧められて購入したが、少なくとも3D機能に関しては失敗のようだ。
それはともかくとして、前述のとおりプラズマテレビは画質が良かった。そのかわり消費電力が多い。定格消費電力は430Wである。こたつを弱で使用しているのとさほど変わらない消費電力となっている。
なお、定格消費電力とは、機器の機能をフルに使用している時の消費電力であると考えれば良い。テレビの場合は、明るさ最大、音量最大といったところだろうか。
では年間の電気代はどのくらいだろう。
通常の使用時にどの程度の消費電力になるのかは分からないが、定格消費電力より20%ほど低い消費電力になると仮定する。
昼間も家族が家にいるので、テレビの電源を入れている時間は一日10時間とする。電源を入れていない時間の待機電力0.1Wであり、非常に少ないため、今回の計算上は無視するものとする。1kwあたりの電気代は23円として計算してみよう。
プラズマテレビ(TH-P42VT2)の電気代
定格消費電力(W) | 通常時の消費電力(W) | 1日あたり視聴時間 | 1日あたり消費電力(kWh) | 電気料金単価 | 1日あたり電気料金 | 年間電気料金 | 1か月あたり電気料金 |
430 | 344 | 10 | 3.44 | 23 | 79.12 | 28879 | 2407 |
1日あたりの電気料金はおよそ79円、1か月で2407円、1年で28879円となった。
高い。予想外に高い。テレビだけでも結構な電気代を費やしていることがわかる。
では、先日購入したハイセンス製43V型4K対応液晶テレビ43F60Eと買い換えたらどうなるだろう。
こちらの定格消費電力は100Wである。その他の条件は全く同じものとして計算する。
4K対応液晶テレビ(43F60E)の電気代
定格消費電力(W) | 通常時の消費電力(W) | 1日あたり視聴時間 | 1日あたり消費電力(kWh) | 電気料金単価 | 1日あたり電気料金 | 年間電気料金 | 1か月あたり電気料金 |
100 | 80 | 10 | 0.8 | 23 | 18.4 | 6716 | 560 |
1日あたりの電気料金はおよそ18.4円、1か月で560円、1年で6716円となった。
差額(1か月あたり) | 液晶テレビの購入価格 | 差額が購入価格に達するまでの月数 |
1847 | 37000 | 20 |
1か月あたりの差額が1847円にもなってしまった。年間の電気代の差額は22163円である。液晶テレビの購入価格が37000円だったので、およそ20か月で差額が液晶テレビの価格を上回ることになる。
リビングのテレビも買い換えたほうが良さそうだ。

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