お金持ちは意外と質素な生活をしており、収入と比べて支出が非常に少ない。そして多くの資産を持っている。
一方、医者や弁護士のような華やかな職業に就いている高額所得者は意外と資産を持っていないことが多いそうだ。
生活水準が高く、贅沢品のような富を生み出さないものにお金を使ってしまうからだ。また、祖父母による子の家族への援助は、多くの場合子の家族の経済観念を損ね、子をより貧しくしてしまうことになるという。
収入がさほど多くなくても、懸命な暮らしを心がけ投資を続けていけば億万長者になれるという。本書はアメリカでの膨大なデータを基に明らかにした。非常にためになる良書である。