ペヤング 九州豚骨やきそば細麺を見つけた。近年、尖った商品で攻勢に出ているペヤング。この九州豚骨焼きそばはどうだろう。
なお、九州において焼きそばが豚骨味かというとそんなことは無く、焼きそばのほとんどは普通のソース味である。ただし、焼きラーメンというものは存在しており、九州豚骨焼きそばは焼きそばというより焼きラーメンと言った方が良いのかもしれない。
作り方はいたってふつう。ただし、細麺なので待ち時間は1分。
かやくとソース。かやくは湯を注ぐ前にカップに入れる。ソースはフタの上に置いて温めておく。
1分後にソースを掛けて混ぜれば完成。
麺が細い分伸びやすいので注意。普通のカップ焼きそばと間違えて3分待たないこと。できたらすぐに食べることが重要。
予想に反して味はかなり本格的だ。焼きそばを謳っているのでスープはなく、とんこつ味のソース。まさに博多ラーメンの味である。博多ラーメンの代わりとして食べることができる。かやくは高菜とチャーシューが入っている。かやくが少々小さめなのは1分で戻す必要があるためか。
麺が細くぎっしりつまっているので少しほぐしにくい。もうちょっとカップが大きければ改善するかもしれないけれど、ペヤングはいつもほぼ同じ形状のカップを使っているのでそれは無理かも。本格的な味はその点を十分補って余りあるとは思う。
博多ラーメンのカップ麺は多く発売されているが、「ペヤング 九州豚骨やきそば細麺」ほどの再現性の高さと旨さを実現しているものはなかなかない。売り切れ必至なので見かけたらなるべく早めに買うことをおすすめしたい。
中洲の街並み。パッケージはこの付近の写真を使っていることが分かる。