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インクジェットプリンターのヘッドの詰まりを改善するアイテム ユニバーサルクリーニング液を使ってCanonのMG6930の「プリントヘッドの種類が違います」エラーを改善する

インクジェットプリンターで最も多いトラブルの一つ 。プリントヘッドの目詰まり。ヘッドクリーニングを何度も繰り返すことによって改善することもあるが、どんなにクリーニングを実施しても全く改善しないことも多い。プリンターによってはヘッドが消耗品として販売されていて簡単に簡単に交換できるものもある。しかし、多くの場合メーカーでの修理扱いとなり多額の費用と修理期間が必要となってしまう。その結果、単なるヘッドの異常であるにもかかわらず、新しいプリンターに買い替えざるを得ないという事態が多々発生する。これは資源の無駄でもあるし、第一お金がもったいない。こんなビジネスモデルを平気で続けているメーカーにはもうちょっとユーザーのことを考えてほしい。

私が今まで何十台も使ったCanonのインクジェット複合機は、インクジェットプリンターのヘッドがおかしくなると、スキャナー機能さえ使えなくなるというかなり痛い設計。ただし、他のメーカーのインクジェット複合機はほとんど使ったことがないので、これがCanonの製品に特有の問題なのかどうかは私はわからない。

 

印刷ができないことだけではなく、間接的に様々な問題を引き起こすプリントヘッドの目詰まり。これを改善するのは容易ではないが、ヘッドに詰まってしまっているインクを溶かして改善する方法がある。

 

【注意】

自分でプリンターを修理した場合、状況がより悪化する恐れもあります。メーカーの保証も効かなくなる可能性が高いです。また 私の場合はこの記事の方法で改善しましたが、あなたのプリンターでもこの方法で改善するという保証は全くありません。あくまでも自己責任でお願いします。トラブルが発生した場合や修理がうまく行かなかった場合でも当方は責任を負いません。修理が必要な場合はメーカーや電気店や専門業者への相談・依頼をおすすめします。ご了承いただける方のみ、以下をご覧ください。

 

インクを溶かすのに有効な薬剤がこちらのユニバーサルクリーニング液である。巷ではユニバーサル液と呼ばれることも多い。

100ml クリーニング液 - superInk ユニバーサル 洗浄液 インクジェットプリントヘッド用(キヤノン エプソン ブラザー HP リコー)+ 手袋1組 + 10ml注入器 + 針 + キャップ + シリコーン チューブ2本

100ml クリーニング液 - superInk ユニバーサル 洗浄液 インクジェットプリントヘッド用(キヤノン エプソン ブラザー HP リコー)+ 手袋1組 + 10ml注入器 + 針 + キャップ + シリコーン チューブ2本

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ユニバーサルクリーニング液と各種チューブ、各種アダプターと、シリンジ、ニードルなどがセットになっている。

 

作業の流れは意外と簡単。基本的にはシリンジにニードルを取り付けてユニバーサル液を吸い上げる。プリンターのヘッドのサイズなどに合わせてチューブを選び、サイズが合うアダプターを取り付けてヘッドに送り込む。しばらく置いてからインクを元通りにセットし、プリンターのクリーニング機能を使ってヘッドをクリーニングする。

非常に丁寧な説明書も添付されているので、作業方法が分からないということはまずないだろう。
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今回、このユニバーサルクリーニング液を用いて修理を試みるのは こちらのプリンター。Canon MG6930。定番の「プリントヘッドの種類が違います正しいプリントヘッドを装着してください」のメッセージ。純正のプリントヘッドを取り付けているのに平気でこんなメッセージを出してくるとは腹立たしい限りである。ネット上で様々な情報を漁っていたところプリントヘッドが非常に汚れていたり、ヘッドへの配線が接触不良になっていたり、またはショートしていたりする時にこのようなメッセージが出るらしきことがわかった。いずれにしても、まずはプリントヘッドを取り外してユニバーサルクリーニング液で洗浄してみたいと思う。
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このMG6930は前面上部のカバーを開けると自動的にインクカートリッジを着脱しやすい場所にプリントヘッドが移動してくると思ったが移動してこなかった。そのため コンセントを抜いて電源を強制的にシャットダウンして手でヘッドを動かした。リンクカートリッジを取り出しやすい位置に移動させたらインクカートリッジを全て取り外す。このプリンターはこれだけではヘッドを取り外すことができない。手前を覆っているカバーを手で前に引き出すことによってヘッドの取り外しが可能になる。
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なかなか分かりにくいがこのBK、GYなどと書かれている このフレームを手で手前に引っ張り出す。すると プリントヘッドが取り出せるようになる。
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ユニバーサルクリーニング液に添付されていたシリンジにニードルを取り付ける。
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ユニバーサルクリーニング液を約2mlシリンジで吸引。
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まずは黒インクのプリントヘッドにクリーニング液を注入する。ゆっくり 少しずつ注入すること。言うまでもないがこの作業をするとインクが盛大にヘッドから溢れて出てくる。新聞紙などの不要な紙を下に敷き、インクで周りを汚さないように気をつけること。またヘッドに直接当たる部分には水に濡れても繊維がばらけてしまわないような、例えばキッチンペーパーのような紙を使うこと。そうでなければ紙の繊維がプリントヘッドにくっついて状況を悪化させかねない。
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これでヘッドがかなり綺麗になった。動作確認の結果が出たら後日報告しようと思う。
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