株を持っていると配当がもらえる。業績が悪くて配当がない会社はあるし、成長のための資金として使うため配当を出さないという会社もある。
配当をもらえる会社の株を複数持ち、毎月のように配当をもらうという作戦が考えられる。
しかし、日本の上場企業は多くの場合が4月1日から3月31日までを事業年度としている。そのため、配当の権利確定日が9月末であったり3月末であったりすることが多い。
これでは毎月配当をもらうという作戦は取りづらい。
しかも、日本株は売買単位が100株である。仮に配当日がずれている会社をうまく見つけることができたとしても、毎月配当をもらえるようにするには多額の資金が必要であり、一般の会社員には実現困難である。
一方、米国では配当金が入る時期が会社によって結構違う。しかも4半期ごとに配当がもらえる会社もある。
その上、米国株は1株単位で売買できる。
組み合わせ次第によっては非常に少ない資金で毎月配当作戦が実現できる。
そう思って調べていたら、マネックス証券のサイトにほぼ同じことが掲載されていた。それによると、2018年~2019年において、マイクロソフトは9月、12月、3月、6月に配当金を支払い、アップルは11月、2月、5月、8月に配当を出している。
もし、今後もこのようなタイミングで配当が出るとすると、マイクロソフトとアップルの2社だけで、2月、3月、5月、6月、8月、9月、11月、12月、年間8回も配当がもらえることになってしまうのである。
ちなみに日本時間2020/01/13の時点でマイクロソフトの株価は161.34ドル、アップルは310.33ドルである。つまり52000円程度の資金で年間8回の配当金が受け取れるようになりそうだ。
※投資をおすすめするものではありません。配当はかならず出るとは限りません。また、もらえる時期や回数が変化することがあります。米国株には株価の変動リスクの他、為替リスクがあります。購入しても損をしたり、資金を失ったりする可能性もあります。当ブログの内容に基づいて取引等を行い、損害を被った場合でも、一切の責任を負いません。投資は必ず自己責任で行ってください。