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中島孝志『インテリジェンス読書術 年3000冊読破する私の方法』 (講談社+α新書)

年間3000冊という膨大な量の本を読んでいる著者による読書方法についての本。今すぐ読む、たくさん読む、なんでも読むというスタンスで本を読んでいるとのことだ。量も質も著者には及ばないが私もほとんど同じようなスタンスで本を読んでいるので、納得できる部分が多い。

インテリジェンス読書術 年3000冊読破する私の方法 (講談社+α新書)

インテリジェンス読書術 年3000冊読破する私の方法 (講談社+α新書)


 読書にあたり脳には必要な情報を見つけ出す機能があるという。それは意識とは関係なく、自動的に動作し、探している情報や必要な情報があると該当する箇所でピタリと手(目)が止まる。たしかにこういうことは多いし、これは求めているテーマが鮮明であるときに発動しやすいという。
 本の内容が難しく難解な時は入門書や漫画で解説した本などを読むのもよいという。漫画で作品を紹介した本を読むときはなぜか少し罪悪感を感じるものだが、そんなことを気にする必要はなさそうだ。
 本書では読書法だけではなく、著者が良い思った本をいくつも紹介している。例えば、佐藤優『インテリジェンス人間論』(新潮社)を傑作として紹介。著者は「終戦直後の日本軍参謀のインテリジェンス能力について、戦後、地に落ちていた評判を覆す、刺激的な一冊」と絶賛している。早速注文した。

 

インテリジェンス人間論(新潮文庫)

インテリジェンス人間論(新潮文庫)