ケンタッキーフライドチキンの創業者であるカーネル ・ハーランド・サンダースの伝記のような本などは何冊か読んだことがあるが、実はケンタッキーフライドチキンはあまり食べていない。
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今回はたまたま家族が買ってきたので久しぶりに食べた。
KFCのウェブサイトによると、ケンタッキーフライドチキンの独特の味わいは11種類のハーブとスパイスによるものだという。カーネル・サンダースはこの調合を考案するまでに何度も試作を繰り返した。ケンタッキー州知事から「州の料理への貢献」を評価され、サンダースがカーネルという名誉称号を与えられたほどのケンタッキーフライドチキン。このフライドチキンのレシピは厳重に守られており、世界中で3人しか知る者はいないそうだ。
しかし、あるジャーナリストはKFCのフライドチキンに使われている調味料は11種類ものハーブやスパイスではなく、塩や黒胡椒、グルタミン酸ソーダだけだったと著しているらしい。ただし真偽の程は定かではないし、私には調べるすべはない。
なお、KFCの店舗でチキンを揚げる際には独自に開発した圧力鍋を用いている。一般に販売されている圧力鍋は物を揚げる目的では使用できない。そのため、仮にレシピを知ったところで、同じフライドチキンを作ることは極めて困難である。元々はカーネル・サンダースも圧力鍋を使用せずに時間をかけてチキンを揚げていたので時間さえかければ同じフライドチキンを作れる可能性もあるけれど、それでは大量のチキンを調理することは無理。
先述のカーネル・サンダースの伝記によると、サンダースが子どもの頃、家族のためにパンを焼いたら周囲に非常に褒められた。その時の嬉しかった経験が、氏の食べ物で人々を喜ばせるという人生に非常に大きな影響を与えた。もしこのときのパンをいきなりけなされていたら後のケンタッキーフライドチキンは誕生しなかった。子どもの頃の経験は人格の形成に大変重要なことだと思った。
また、カーネル・サンダースの立像を店舗での宣伝用に用いたのは日本のKFCが初めてである。ケンタッキーフライドチキンの日本法人幹部が、カナダのある店舗でイベント用に使用され、その後倉庫で眠っていた立像を持ち帰り、日本でのケンタッキーフライドチキンの宣伝に用いた。
カーネル・サンダースは世界のKFCのうち、日本のKFCを一番気に入っていたと言われているし、メガネは福井県鯖江市産のものを使用していた。また、カーネル・サンダースが最後に訪れた国も日本である。思いの外、日本との縁が深い人物である。
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