二八そばはそば粉と小麦粉の比率が2:8であるが、この比率が二八そばの名前の由来になっているかというとそうではないかもしれず、江戸時代後期に値段が16文であったことから二×八からきたという説もある。
二八そばの歴史
二八そばの歴史は古く、江戸時代にはすでに存在していた。当時、そばは庶民の食べ物として非常に人気があり、多くのそば屋が競い合っていた。二八そばは、そば粉だけで作る十割そばとは異なり、小麦粉を加えることで、より多くの人々に受け入れられる味のそばになった。
製法と特徴
二八そばは小麦粉が2割入っていることで、そば特有の香りと風味が保たれつつ、小麦粉の弾力性により食べ応えのある食感が生まれる。また、そば粉の比率が高いため、そば特有の風味が強く感じられるのが特徴。
こちらはドラッグストアモリで見つけた山本かじの かじの 伝統の二八そば。約350円くらいだったと思う。
ゆで時間は5分。
表面は少しざらついている。
たっぷりの湯で茹でる。
そば粉の比率が高いため蕎麦の香りはなかなか強い。小麦粉のおかげでそばが切れやすいということもなく、のどごしも良い。ちゃんとしたそばらしい弾力と食感も残っていてかなり美味しい。乾麺のそば最強かも。下手なそばには負けない美味しいそばなので、もし見かけたら試してほしいと思う。