AndroidのスマートフォンやパソコンからiPad Proにデータを移す方法はいくつかある。クラウドサービスを使うとか、あるいはメールで送る、専用アプリを使う、サーバーを使うなど。
そのどれもちょっと設定や操作が面倒だ。そこでこういうUSBメモリを買った。USB-A端子とUSB Type-C端子の両方が搭載された製品だ。
ふつうのUSBメモリと同様パソコンでは問題なく認識される。
Androidスマホの場合は設定が必要な場合がある。
例えば私のOPPO Reno Aではホーム画面→「設定」アイコン→「その他の設定」の順にクリックして画面を開くと「OGT接続」というメニューがあるのでこれをONにすればUSBメモリを認識してくれる。
どのアプリで開くか聞かれたら「ファイルマネージャ」を選択する。するとUSBメモリの中身が表示される。
iPad ProではUSBメモリを接続し、「ファイル」アプリ(青いフォルダの形をしたアイコン)をクリック。画面左側のデバイス一覧に接続したUSBメモリが表示される。これをクリックするとUSBメモリの中身が表示される。
なんと便利な製品だろう。これ一つでAndroidのスマホ、パソコン、iPad Pro間のデータ移動が簡単にできるようになった。
なお、iPad Proは「USB Type-C」端子を搭載しているが、通常のiPadやiPhoneは「Lightning」端子を搭載しているので今回の製品は使用できない。また今のAndroidのスマホは「USB Type-C」端子搭載のものが多いが古いスマホはほかの端子が搭載されていることもあるので注意が必要だ。