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チキン南蛮のルーツはスペインにあった

チキン南蛮は16世紀に日本を訪れた南蛮人(主にポルトガル人やスペイン人)が伝えたとされるスペイン料理エスカベーシュの流れを汲むものであるとも言える。エスカベーシュは魚や肉を揚げたものを酢漬けにした料理。スペインには鶏肉や豚肉、うさぎの肉を使ったものなど、様々なエスカベーシュが存在する。日本では南蛮漬けと呼ばれた。鯵などの魚の南蛮漬けがよく作られていたが鶏肉を用いて作られた南蛮漬けがチキン南蛮。f:id:chatesen:20230510230105j:image

 

この流れからすると、日本でもチキン南蛮と同様の料理があちこちで作られていたかもしれない。いずれにしても現在はチキン南蛮は宮崎県で非常に人気が高い。チキン南蛮発祥の店として有名な次の飲食店2店はどちらも宮崎県のお店。タルタルソースをかけずに提供する「お食事の店 直ちゃん」と、タルタルソースを用い、胸肉のみを使うチキン南蛮を考案した「おぐら」。

チキン南蛮は、鶏肉に衣をつけて油で揚げたものを甘酢に浸して作る。甘酢には、醤油・酢・砂糖などが使われていて比較的濃い味が特徴。なお、前述の「お食事の店 直ちゃん」でも用いていないように、タルタルソースはチキン南蛮自体に必須な要素ではない。とはいえ、チキン南蛮にはタルタルソースが添えられることが大変多い。タルタルソースはマヨネーズと刻んだ玉ねぎやピクルスなどを混ぜ合わせたもので、チキン南蛮の風味を引き立てる重要な役割を果たしている。

チキン南蛮は鶏肉、ころも、甘酢、タルタルソースのバランスが絶妙。特に、鶏肉の旨味と甘酢の甘酸っぱさ、タルタルソースの酸味などが調和している。まだ食べたことがない方はぜひ試していただきたいと思う。

すごく美味しかった。

 

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