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その時米国が動いた3 エンリケ航海王子の探検

エンリケ航海王子は貴族のジョアン・ゴンサルヴェス・ザルコをアフリカ大陸西沿岸の探検に派遣した。1419年、ジョアンはマデイラ諸島を発見する。マデイラ諸島へのポルトガルの到達はこれが初めてである。
ポルトガルはすぐにマデイラ諸島に入植し、植民地化した。
マデイラ諸島は現在でもポルトガル領であり、マデイラワインが特産品となっている。

マデイラ・ワイン

 

1427年にはエンリケ航海王子の配下がアゾレス諸島を発見した。アゾレス諸島はポルトガルより西に1000km沖合にある諸島である。リゾート地として有名であるが、日本ではさほど有名ではない。日本で利用されている地図には掲載されていないことがあるくらいだ。こちらも現在もポルトガル領である。

 

アゾレス諸島

アゾレス諸島は矢印の先付近にあるが、この地図でも島自体は描かれていない

 

莫大な資金を手にしているエンリケ航海王子はさらに探検を押し進める。カナリア諸島、小鳥のカナリアはこの諸島が原産である。なお、カナリアという言葉自体はラテン語で犬を意味する言葉である。犬が多かったからカナリア諸島と呼ばれるようになったという説もあるが定かではない。

カナリア諸島より200kmほど南にボハドル岬という岬がある。現代の感覚からすればヨーロッパからさほど遠い気はしないのだが、この時代、ボハドル岬の先に世界の果てがあると信じられていた。ボハドル岬より南に進めば、海は熱湯となり、やがて海が滝のように流れ落ちている場所に到達すると言われていた。迷信のせいで、ボハドル岬より南への航海は困難であった。エンリケ航海王子はこの迷信に挑み続けた。

 

ボハドル岬

ボハドル岬より南に世界の果てがあると信じられていた






   

 

 

こちらは知人のワインソムリエが紹介してくれたマデイラワイン。この値段なら管理人でも購入可能だ。マデイラワインには種類が多く、値段も結構幅があるらしい。

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