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株式投資入門4 どういう会社の株を買うことができるのか 上場していない株は買うのが難しい

株式を持つことによって以下の権利の一部を得ることができると書いた。

・配当を受け取る権利
・経営に参加する権利
・解散時に財産の分配を受ける権利

持ち株比率が高くなればなるほど株式会社に対して行使できる権利が大きくなることもわかった。


ほんの少しでも街を歩いてみればいくつもの株式会社を目にする。
資金はたくさんあったとして、散歩の途中で興味深い会社を見つけたらその場で会社に飛び込んで、株を買うことができるのだろうか。
ほぼ無理である。散歩中の見ず知らずの人に株を売ってくれる会社などめったにない。
直接株主を探しだして交渉すれば売ってくれるかも知れないが労力は計り知れない。
会社を売りたい場合も難しい。株を買いたい人を探しまわらなければならない。この労力も大変なものだ。


では、どういう会社の株を買うことができるのだろう。

 

証券取引所に上場している会社の株式である。
一部の株式会社は、多くの人に株を買ってもらい、資金を集めるために証券取引所に上場している。証券取引所に上場している株は資金さえあれば誰でも買うことができる。

東京証券取引所

証券取引所の中では東京証券取引所やニューヨーク証券取引所、ロンドン証券取引所などが有名だ。取引されている株式の種類も量も膨大である。

なお、証券取引所に上場するには厳しい条件が課されており、どんな株式会社でも上場できるわけではない。

データは多少古い(平成24年)が、日本にはおよそ400万社以上の企業があり、そのうち株式会社は210万社ほど、上場企業は約3700社ほどだそうだ。つまり、一般的には株を買うことができる株式会社の数はおよそ3700社ということになる。

 

 

 

 


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