博多一風堂は福岡県中央区に本店を構えるラーメンチェーン店。
一風堂の歴史は1985年に始まる。創業者の河原成美氏は福岡県中央大名に初めての店舗を開いた。
一風堂のラーメンは一般的な博多ラーメンと同様に白濁したとんこつラーメン。しかし、スープは豚骨の匂いを極力抑えてあって非常に食べやすい。麺は自家製麺で細いストレート麺。固めに茹で上げられることが多く、麺の固さもオーダー可能。歯切れの良い麺でとんこつスープに最高に合う。替玉もできる。また、博多一風堂の店舗は比較的おしゃれで清潔感があり、一昔前のラーメン屋さんとは一線を画していた。
そんな博多一風堂のセブンイレブンとのコラボカップ麺最新作がこちら。
セブンイレブンのウェブサイトによると以下のように説明されている。
有名店「一風堂」の濃厚な味がお楽しみいただけるカップ入りとんこつラーメンです。コクとキレの決め手となる辛みそを配合した、まろやかな豚骨スープが細ストレート麺によく絡みます。焼豚、キクラゲ、ネギ入り。
博多一風堂は長年カップ麺等を販売しなかった同業他社の一蘭とは異なり、以前から一般向けの商品を多数開発していた。そのため博多一風堂の名を冠するカップ麺自体は珍しくない。それなのに今回セブンイレブンで手に取ったのは「一風堂シリーズ史上最上級スープ」というフレーズを目にしたから。こんなふうに書かれるとつい試したくなる。
フタを開けるとこんな感じ。小袋がこれでもかというほど入っている。
中に入っていたのは、焼豚、粉末スープ、液体スープ、黒香油、黒みそなどの小袋だった。
麺はかなり細めの細麺。少し黄色がかった白色。これは期待できそうな麺だ。
熱湯を注いで3分待つ。
後入れの液体スープなどを入れて完成。
「一風堂シリーズ史上最上級スープ」を謳っているだけあって、非常にコクがあってかなり美味しいスープ。もちろんとんこつの嫌な匂いは取り除かれている。以前の一風堂のカップ麺はスープがいかにもインスタントという感じがしたことが否めないが今回の製品は改善されていると感じた。器などを変えれば実店舗でラーメンを食べていると錯覚する人もいるかもしれないというぐらいのレベル。看板に偽りなしだと思った。麺も以前より改良されているのか、一層歯切れよく、まるで生麺を再現しているかのようだ。
すべてのセブンイレブンで取り扱っているわけではないらしいので、見かけたときには即購入することをおすすめしたい。
【リニューアル】日清食品 一風堂 赤丸新味 博多とんこつ 127g×12個
