串木野まぐろラーメンは鹿児島県いちき串木野市のご当地ラーメン。ラーメンのスープにマグロの頭や骨を煮込んだ出汁を使用し、生マグロのヅケをトッピングしているのが特徴。
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串木野は遠洋マグロ漁船保有数日本一を誇るマグロ漁業の町。町はマグロで賑わっていた。しかし、近年は漁獲量が減少、水揚げも大消費地に近い港で行われる傾向が進むなど、マグロ漁業は衰退の一途をたどっていた。
そんな中、串木野を元気にしようと、地元の飲食店店主や食品関連会社、地元飲食業組合が集まり、串木野まぐろラーメンが開発された。
串木野まぐろラーメンは、2000年頃に初めて販売され、地元の人々にすぐに受け入れられた。その後、テレビや雑誌で紹介されるなどして、全国的に有名となる。現在では、串木野市内の多くのラーメン店で串木野まぐろラーメンが提供されており、観光客にも人気がある。
串木野まぐろラーメンは、マグロの頭を煮込んだ出汁を使用している。マグロの頭には、コラーゲンやアミノ酸が豊富に含まれているため、出汁は濃厚。また、生マグロのヅケをトッピングされている。生マグロのヅケは、マグロの刺身を醤油や酒、砂糖などで漬け込んだもの。
濃厚な出汁とさっぱりとした生マグロのヅケの組み合わせが絶妙。麺は中細のちぢれ麺で、スープとよく絡む。
先日、久しぶりにマグロラーメンを食べに行った。
透明度の高いスープ。以前よりマグロの臭みが抑えられ美味しくなっている気がした。
マグロのヅケに軽く火が通ったくらいが好み。ネギは香りが強すぎず、マグロの風味を邪魔しない。しばらくしたらわさびを少しスープに溶かして味の変化を楽しむ。なかなか美味しかった。
串木野はさつま揚げの産地としても有名。
